きっかけは何気ない会話から
最近、誰かとご飯の話になったときに、よく聞くようにしている質問があります。
「最近、どこか良いお店はありましたか?」
「よく行くお店ってどこですか?」
ひやむぎ屋という少しニッチなお店をやっていることもあってか、皆さんけっこう真剣に教えてくれます。
そうして聞いたお店の名前は忘れないうちにGoogleマップに保存。
近くを通ることがあれば、ふと思い出して立ち寄るようにしています。
紹介されたお店はなぜ美味しい?
不思議なもので、そうして紹介されたお店って、たいてい美味しいんです。
SNSで話題になっているわけでも、テレビで取り上げられたわけでもない。
でも、ちゃんと出汁を取っていたり、接客が気持ちよかったり、店主の雰囲気が柔らかかったり。
そういう“丁寧さ”がにじみ出ているような、そんなお店ばかりです。
おそらくですが、ひやむぎに興味を持ってくれるような人たちとは、食に対する感性が似ているのかもしれません。
「この人が良いと言うなら、自分も好きだろうな」という安心感があるんです。
普通のうどん屋さんといった佇まいながら、麺のコシや出汁の香り、店主の所作に至るまで、どれを取っても丁寧。
食べログの百名店にもそのうち入ってしまうのでは?と思うほどの実力を感じました。
教えてくれたお客さんに心から感謝したくなる、そんな体験でした。
体験としてのリアリティや、気配のようなものがそのまま届く感じがするんです。
【特撰ひやむぎ きわだち】
東京都墨田区太平1−22−1 ソラナ錦糸町102
(錦糸町駅北口より徒歩8分、東京スカイツリーより徒歩14分)
12:00~15:00 18:30~21:00 (L.O.30分前 / 木・金はランチのみ)
火・水曜日定休
※席がハイカウンター6席のみのため、大人数や小さなお子様はご案内できないことがございます。
※ご予約はネット予約のみで、記載されている指定の時間及びコースのみのご予約となります。