ひやむぎの話

ひやむぎブーム到来の兆し?2024年に生産量が24%増加した背景

今日は、ひょっとして見逃しているかもしれない「ひやむぎブーム」の兆しについてお話します。実は最近、ある興味深いデータを目にしました。

それが「2024年のひやむぎ生産量が前年比24%増」という数字。
え?うどんでもそうめんでもなく、ひやむぎ?

ひやむぎ屋をやっている自分としても結構驚いたので、少しだけ背景を深堀ってみたいと思います。

2024年、ひやむぎの生産量が24%増加

日刊経済通信社の報道によると、2024年1月から10月までの乾麺類の生産数量は前年同期比105.3%と全体的に増加傾向にありました。
特にひやむぎは124.1%と、他の乾麺類を大きく上回る伸びを示しています。

一方で、うどんは99.1%、そうめんは97.8%、日本そばは97.7%と、いずれも前年割れとなっています。日刊経済通信社

夏の長期化がもたらした需要の変化

このひやむぎの生産量増加の背景には、2024年の夏の長期化が影響していると考えられます。
同じく日刊経済通信社の報道によれば、2024年は例年に比べて高温傾向が続き、秋口まで冷たい麺類の需要が継続しました。

これに対応して、小売店ではそうめん類のエンド展開を延長する動きが見られ、結果としてひやむぎの販売機会も増加したと考えられます。

メディアの影響も

しかし、こうした気候要因だけでは語りきれない、もうひとつの要素も見逃せません。

それが、2023年に放送されたテレビ番組『マツコ&有吉 かりそめ天国』での冷麦特集です。
この番組内で、ひやむぎが大きく取り上げられたことで、視聴者のあいだに「そうめんより、ひやむぎのほうが美味しいかも?」という新しい視点が生まれました。

その反響が、翌2024年の生産量増加にも少なからず影響しているのではないかと感じます。

ひやむぎ専門店としては、こうした動きは本当にうれしい限りです。
テレビで紹介されたこと、気候の影響、SNSの話題性——さまざまな要素が重なって、ようやく少しずつ注目されるようになってきました。

とはいえ、まだまだ「ひやむぎってそうめんとどう違うの?」と聞かれることも多く、これからが本当の勝負なので2025年も引き続き頑張っていきたいと思います。

【特撰ひやむぎ きわだち】
東京都墨田区太平1−22−1 ソラナ錦糸町102
(錦糸町駅北口より徒歩8分、東京スカイツリーより徒歩14分)
12:00~15:00 18:30~21:00 (L.O.30分前 / 木・金はランチのみ)
火・水曜日定休
※席がハイカウンター6席のみのため、大人数や小さなお子様はご案内できないことがございます。
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