夏の定番メニューといえば、さっぱりとしたひやむぎですよね。スーパーで気軽に買えて手軽に作れるので、暑い日のランチや夕食にぴったりです。
でも、ひやむぎって意外と正しい茹で方を知らないと、のびてしまったり、くっついてしまったりして失敗することも…。
今回は、ひやむぎを美味しく茹でるコツを徹底解説します。この方法で茹でれば、お店で食べるような コシのあるひやむぎ が自宅でも楽しめますよ!
ひやむぎを美味しく茹でるための3つのポイント
ひやむぎを美味しく茹でるためには、以下の3つのポイントを押さえることが大切です。
- たっぷりのお湯で茹でる
- 茹で時間を守る
- 二段階の冷却でしめる
それぞれ詳しく見ていきましょう。
①たっぷりのお湯で茹でることが最重要!
ひやむぎを美味しく茹でる上で最も重要なのはお湯の量です。これは絶対に妥協しないでください!
小さな鍋で少ないお湯で茹でると、以下のような問題が発生します:
- 麺同士がくっついてしまう
- 麺が切れやすくなる
- 茹で時間にムラができる
特に生麺の場合は、この傾向が顕著です。小さい鍋でギュウギュウに詰め込んで茹でると、麺が絡まってしまい、最悪の場合は団子状になってしまうことも…。
【具体的な方法】
- 大きめの鍋にたっぷりのお湯(4人前なら3L以上)を沸かす
- 沸騰したら少量ずつ麺を入れる
- 軽くかき混ぜて麺がくっつかないようにする
少量ずつ入れるのがポイントです。一気に全部入れると温度が下がりすぎて、麺の表面がべたつく原因になります。
②茹でる前に2つのボウルを用意しておく
茹で上がりの処理をスムーズに行うため、あらかじめ2つのボウルを用意しておきましょう。
- ボウル1:ぬめり取り用(常温の水)
- ボウル2:締め用(氷水)
この2段階の冷却が、コシのある美味しいひやむぎを作るための重要なステップです。
③茹で時間は必ず守ろう!
ひやむぎのパッケージには必ず茹で時間が記載されています。この時間は必ず守りましょう。
「硬めが好きだから少し短く」「柔らかめが好きだからちょっと長く」という調整は、実はNGなんです。製造元が最も美味しく食べられる時間を研究して設定しているので、その指示に従うのがベストです。
【具体的な茹で方】
- パッケージに記載された時間を確認する
- タイマーをセットする(スマホでもOK)
- 沸騰したお湯に麺を入れたらタイマースタート
- 時々かき混ぜて麺がくっつかないようにする
- タイマーが鳴ったらすぐにざるにあげる
④茹で上がったらすぐに2段階の冷却を行う
茹で上がったひやむぎは、すぐに以下の手順で冷却します:
- まずぬめり取り用のボウル(常温水)で軽く洗う
- 次に締め用のボウル(氷水)に入れて麺を締める
この2段階の処理が、コシのあるひやむぎを作るための重要なポイントです。氷水で締めることで麺の食感が引き締まり、のびるのを防ぎます。
⑤長時間の氷水漬けはNG!
よく料理店などで、ひやむぎを氷水に浮かべた状態で提供されるのを見かけますが、実は個人的にはこれはNGだと思っています。
確かに見た目は涼しげで夏らしいですが、長時間水にさらし続けると麺がどんどん伸びて味も薄くなってしまうんです。
【正しい盛り付け方】
- 氷水から麺を取り出す
- ざるにあげて水気をしっかり切る
- お皿に盛り付ける
- 必要に応じて氷を添える(麺に直接触れないように)
⑥最後に大事なこと:すぐに食べること!
ひやむぎに限らず、麺類は時間が経つとどんどん品質が劣化していきます。せっかく美味しく茹でても、放置しておくともったいないですよね。
茹でたら、できるだけ早く食べるというのも美味しさを保つための大切なポイントです。
まとめ:ひやむぎを美味しく茹でるコツ
- たっぷりのお湯で少量ずつ茹でる
- 茹でる前に2つのボウルを用意しておく
- パッケージの茹で時間を守る
- 茹で上がったら2段階の冷却を行う
- 長時間の水さらしはNG
- 茹でたらすぐに食べる
この方法で茹でれば、ご家庭でもプロ級のひやむぎが楽しめますよ!
当店の商品でなくても、蕎麦やそうめんなどの冷たい麺を食べる時は参考にしてみてください
【特撰ひやむぎ きわだち】
東京都墨田区太平1−22−1 ソラナ錦糸町102
(錦糸町駅北口より徒歩8分、東京スカイツリーより徒歩14分)
12:00~15:00 18:30~21:00 (L.O.30分前 / 木・金はランチのみ)
火・水曜日定休
※席がハイカウンター6席のみのため、大人数や小さなお子様はご案内できないことがございます。
※ご予約はネット予約のみで、記載されている指定の時間及びコースのみのご予約となります。